外壁塗装の塗り替えをお考えの方に向けて!工事の流れについて解説します!
- crm721
- 2021年7月5日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年7月9日
今回も皆様に有意義な情報をお届けさせていただきます。
「外壁塗装の手順について具体的に知りたい」
「塗装の作業中に、自分ができることってなんだろう」
という疑問をお持ちの方に向けて、外壁塗装の手順と、塗装作業中に取るべき行動と注意点について解説します。

□外壁塗装の大まかな流れ
まず、塗装工事の大まかな流れについて解説します。
以下の工程を頭に入れておくことで全体の進捗状況を把握できます。
最初の工程は、工事前に周辺住民の方に挨拶を行うことです。
職人さんが挨拶回りを行ってくれることが多いですが、家主さん自身も挨拶することで工事の必要性や騒音に対して共感を得やすくなるでしょう。
挨拶が終わったら、ここから工事に入ります。
まずは、足場の建設です。
これは、塗装を行う前の段階で、仮設工事にあたります。
足場を組む際には、足場を自社で持っている塗装会社に発注する場合と、足場を組む専門の業者に発注する場合の2種類があります。
安全な足場を組むことは、職人がクオリティの高い塗装作業を行うために必須です。
次に、高圧洗浄を行います。
足場を組んでいきなり塗り始めるのではなく、高圧の水流で洗浄を行います。
これは、外壁の表面についたホコリや汚れを落とすために必要な工程です。
一見すると綺麗な壁も、実は見えない汚れが溜まっていたり、カビが生えていたりします。
もし高圧洗浄をしっかりと行わなければ、せっかくの塗装が剥がれやすくなる恐れがあるのです。
高圧洗浄の後は、乾燥させます。
外壁の表面をしっかりと乾かすことで、その後の塗料の密着性をあげる効果があります。
次に下地の調整を行います。
下地の調整とは、外壁の傷や亀裂などの下地を補修することです。
この作業を抜いてしまうと、後の塗装作業を綺麗に進められなくなります。
この作業が重要なのですが、塗装すると分かりづらくなるため簡易的に済まされたり、ひどい場合は手抜きされてしまう作業です。
その次は、養生と呼ばれる床にはシートを敷く作業をします。
窓等にはビニルを貼ります。
これは、塗料が飛び散るのを防ぐために行います。
ここまでは下準備で、ここからようやく本格的な塗装に入ります。
塗装の最初の工程は下塗りです。
実際に色を塗る前に、下地と塗料の間に下塗りを挟むことで、塗料が壁に吸い込まれてしまうのを防ぎます。
また、下塗りには様々な種類があり性能も様々です。
続いて、中塗りを行います。
中塗りは、塗装に厚みをもたせて滑らかな下地をつくるために行います。
この工程を行うことで、塗装が剥がれにくくなり長持ちします。
一般的に中塗り材は、仕上げ材と同じ塗料を塗ります。
そのため、中塗りで終わりにされてしまう場合があります。手抜き工事がこれにあたります。
不安な場合は、上塗り材と違う色で塗ってもらう方法もあります。
その場合は、デメリットや適さない外壁材もあるので、専門家に相談しましょう。
最後に仕上げ塗りを行います。
塗りの最後の工程が仕上げ塗りです。
塗り残しがないように、且つ手早に塗る事でキレイに仕上がります。
最後に、窓や床のシートを剥がして清掃と点検を行います。
問題がなければ足場を撤去して、一連の塗装作業が終了となります。
□外壁塗装の注意点
続いて、塗装工事が行われる時に、お客様が取るべき行動について解説します。
*実際に作業を見学
作業場に足を運び、どのような作業をしているのか見に行きましょう。
これは、きちんと作業をしているのか確認するという意味合いがあります。
万が一、トラックが危険な駐車や材料置き場が汚らしいようなことがあれば写真を撮り塗装会社に連絡しましょう。
ご近所とのトラブルにもなる可能性があるので、直ぐに対応してもらいましょう。
*塗装の工程を確認する
塗装職人の責任者に、具体的にその日にどんな作業をしているのか、進捗状況はどれくらいなのかといったことを確認しましょう。
信頼できる塗装会社は作業の工程表をもとに、嫌な顔をせずスケジュールを教えてくれるはずです。
*明るいうちに塗装を確認する
外が明るい朝方や昼間のうちに、塗装の状態をチェックしておきましょう。
写真が撮れるようなら撮っておき、万が一トラブルが発生した際に証拠として提出できるようにしておくと後々安心です。
□まとめ
外壁塗装の具体的な手順・流れと、注意点について解説しました。
実際に塗装を行うのは職人ですが、その作業工程を頭に入れておくことで、万が一のトラブルの際に柔軟に対応できるでしょう。
外壁が剥がれてきて不安な方や塗装をご希望の方は、ぜひ彩職建美の塗装やさん各店舗までご相談ください。
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