彩職建美の塗装やさんブログ担当の久保田です!
今回も皆様に有意義な情報をお届けさせていただきます。
「外壁塗装は何年おきにすべきだろう」
と疑問に思っている方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装は家を長持ちさせる上で大切なメンテナンスです。
適切な頻度で行えば、マイホームを長く綺麗に保てます。
そこで今回は、外壁塗装の頻度について紹介しましょう。
□塗装の耐用年数について
外壁塗装に使われる塗料には耐用年数があり、塗料の種類によって異なります。
しかし、耐用年数が4年から7年ほどと、比較的短いアクリル系塗料は、現在あまり使用されません。
今ではシリコン系の塗料が主流なので、多くの家の外壁は約10年の耐久があると考えて良いでしょう。
しかし、この耐用年数はどのメーカーも新築に塗装する際の期間や好条件で塗装した場合を記載しています。
そのため、新築に塗装した際と10年後に塗り直しを行った際では、耐用年数に多少の誤差が出ます。
耐用年数は、ある程度の目安として覚えておくのをおすすめします。
□環境によって耐用年数が変化する
実は、環境によっては、耐用年数が10年ではなくなる場合があります。
住んでいる地域の気候や家周りの環境によって、劣化の進行度合いは異なります。
もし、家にとって条件が悪い場合は、4年から5年ほどで塗り替えが必要となることもあるでしょう。
では、どのような環境が家にとって良くないのでしょうか。
1つ目は、雨が多い地域です。
雨の影響によって外壁や屋根の劣化は早くなってしまいます。
また、外壁塗装の工事は雨では作業ができないため、この点も不便でしょう。
2つ目は、気温が低かったり、湿度が高い地域です。
塗料は気温が低いと乾きづらい特徴があります。
特に、気温が5度以下だとうまく塗料が乾燥しません。
また、水分が凍るほど寒い地域では、外壁に雨が染み込んだり付着したりしたまま、水分が凍結と融解を繰り返すと大きなダメージを与えます。
これによって、他の地域よりも塗装が剥がれやすくなってしまうのです。
さらに、湿度が85パーセント以上でも塗料はあまり乾燥しません。
そのため、気温が低い地域や湿度の高い場合は、そもそも外壁塗装に不向きであると言われています。
3つ目は、外壁が日陰になる場所です。
日陰は日向に比べて湿気がたまりやすく、汚れも見つけにくいです。
また、カビや苔が生えやすい環境も整っているため、塗装が剥がれやすくなるリスクがあります。
最後は、海のそばです。
海の近くは潮風が流れてくるため、塩分が外壁に付着します。
塩分は鉄を錆びさせたり塩害の被害を出してしまったりするので注意しましょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装の頻度について紹介しました。
外壁塗装は家の大切なメンテナンスです。
きちんと定期的に行って長い期間、綺麗なマイホームで暮らし続けましょう。
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