今立ち上がる職人達
本当の塗装職人とは。。。
全国の地域地域には、ペンキ屋さんがいて、良い仕事をすれば口コミが広がり感謝されもっと腕を磨いて喜んでもらおう。
人気がでれば、自分だけでは要望に応えられないから、弟子を持ちたくさんの期待に応えよう。
自分の納得の行く工事を行い、その対価をいただく。
そんな時代があったのは確かなのです。
しかし、高度成長期を迎えると共に元請けで食べていた塗装職人達は、建設会社や工務店の下請け主体の工事を行うようになります。
自分が納得の行く仕事をしていた職人たちは、予算と工期ありきの工事をさせられるようになり、粗悪な工事を余儀なくされることも。。。
口下手で、気の利いた事も言えるはずもない、一見怖そうな職人達は、言われた工事を黙々とこなすようになります。
もちろん、全ての職人がそうではないかもしれないし、しっかりとした工事をさせて頂ける元請け会社がある事も確かですが、ほんの一握りなのではないでしょうか?
その後、金額に決まりのない一般住宅の塗り替え工事に目を付けた訪問営業専門会社が現れ、仕事を取っては低予算で塗装職人に仕事を丸投げするようになる。
その結果、品質よりも予算が重視されるようになり、手抜き工事の温床となったのです。
これは塗装業界に限らずある事ですが、それではいけないと考えた一部の塗装職人達が立ち上がったのです。
今では、様々な団体が誕生し情報交換も行いながら品質やマナー向上にも努めています。
正に、自分が納得の行く仕事をやりたくて、職人が立ち上がっているのです。
ここに参加している塗装会社の代表は、地元に密着し、きちんとした塗装工事を行いたいと考えている方々ばかりです。
もちろん下請け工事も行いながら、様々な技術力も高め、地元地域に還元しています。
柱1本、ポスト1個、ドア1枚からでも喜んで伺います。
まだまだスタートしたばかりの彩職建美の塗装やさんチームにどうぞご期待ください。
バックの風景は、宮古島での研究施設視察の後に行われた勉強会の様子です。
塗料の目利き力を高め、お客様へのご提案を勉強しています。